質問
HULFT App の転送ファイルサイズ上限と、集配信多重度オーバー時の挙動を教えてください。
回答
**転送ファイルサイズ上限**
HULFT App サービスによる集配信処理の転送ファイルサイズ上限は 6GB です。
なお、集信ファイル最大サイズ(rcvmaxfilesize)の設定値上限は 9,223,372,036,854,769,999 ですが、これは集信側で受け付けるファイルサイズの上限設定であり、転送ファイルサイズの制限(6GB)とは別の設定です。
**配信多重度オーバー時の挙動**
HULFT App の配信多重度に関する仕様は、オンプレミス版 HULFT8(Linux/Unix OS 版)の仕様に準拠しています。
- 多重度を超えた配信要求はキュー待ちとなり、配信スレッドが解放後に順次配信を実施します。
- キューの上限値は理論上は存在しませんが、実際には HULFT App サービスのリソース領域によって保持されるデータであるため、HULFT App サービスの稼働状況によってはキューを保持する領域が枯渇し、要求受付処理でエラーとなる場合があります。
- 配信待ちの順序は、配信管理情報で指定した「優先度」の値によって決定されます。
- 配信待ちの管理情報の「優先度」の値が同じ場合、順序性は担保されずランダムなファイル ID の配信要求が開始されます。
- 上記の順序性は「配信処理を完了する時間」ではなく「配信処理を開始する時間」を基準とした仕様です。
**集信多重度オーバー時の挙動**
集信多重度オーバーリトライ(rcvover_rty)の設定により挙動が変わります。
- 「リトライせず、エラーとなる」(初期値):配信元側でエラーとなります。
- 「接続リトライを行う」:ソケット接続リトライ回数(retrycnt)とソケット接続リトライ待ち時間(retrytime)の設定値に従ってリトライを行います。
補足
- 配信多重度の最大値は HULFT App が 20、HULFT Transfer App が 1〜9999 と異なります。
- 優先度と配信待ち処理の詳細はオンプレマニュアルを参照してください。
2. HULFT製品の機能 2.1 配信側機能 2.1.9 優先度と配信待ち処理の設定変更
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