質問
HULFT Squareには「自動再配信」機能がありますが、これはどのような条件で行われますか。
回答
前提として、Transferサービスの「自動再配信リトライ回数」に、1以上の値を設定しておく必要があります。配信処理中に通信異常が発生した場合、 HULFT Squareはこの回数だけ再配信を試みます。
◇HULFT Transferサービス
https://www.hulft.com/help/ja-jp/HULFTSquare/Content/HULFT_Square/HS_Services/services_HULFT_Transfer.htm
データ転送の過程で、特定のエラーコードが返された場合に自動再配信が行われます。
自動再配信の対象になるエラーコードは以下のとおりです。
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通信異常の場合
配信中に通信異常が発生した場合、配信履歴の詳細コードは以下のようになります。
208 : socket read error
212 : socket write error
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集信側ホストでフェールオーバーが発生して強制終了された場合
集信側ホストでフェールオーバーが発生した場合、配信履歴のエラーコードは以下のようになります。
250-591
250 : 配信プロセスの完了コード(server error)
591 : 強制終了されたことを表す集信側ホストの完了コード
詳細は集信側機種の「エラーコード・メッセージ」を参照してください。
なお、集信側ホストでのフェールオーバーによる強制終了は、集信側ホストに以下を導入している場合に検出できます。
・HULFT for UNIX/Linux
・HULFT for Windows Ver.7.3.0以降
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集信側ホストでデータ検証エラーが発生した場合
集信側ホストでデータ検証エラーが発生した場合、配信履歴のエラーコードは以下のようになります。
250-535
250 : 配信プロセスの完了コード(集信側で異常が発生しました)
535 : データ検証エラーが発生したことを表す集信側ホストの完了コード
詳細は集信側機種の「エラーコード・メッセージ」を参照してください。
なお、上記以外の原因により配信処理が失敗した場合、自動再配信は行われません。
補足
上記 自動再配信の対象になるエラーコードについては、HULFT8のものと同様になります。
詳細は下記ページをご参照ください。
◇自動再配信 - HULFT8 UNIX/Linux アドミニストレーション マニュアル
https://www.hulft.com/help/ja-jp/HULFT-V8/UX-ADM/Content/HULFT_ADM/System/auto_resend.htm
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