質問
バイナリ転送とテキスト転送の無変換の違いを教えてください。
回答
バイナリ転送
データを単純なバイト列として扱い、コード変換を含めた一切の加工をせずに転送を行います。
テキスト転送の無変換
改行コードまでを 1 レコードと認識し、コード変換を行わずに転送します。改行コードの処理 (付加と削除) は行います。
配信側と集信側の OS 種が同じである場合は、改行コードの処理の前後で結果が変わらないため、基本的には上記のどちらを使用しても同じ転送結果になります。
ただし、以下のような例外があります。
- 配信側が Windows で改行コードに「 LF 」を使用している場合は、集信側の Windows で改行コードとして「 CRLF 」が付加されます。
- オープン系 OS で最終レコード (ファイルの最後) のみ改行コードがないファイルをテキスト転送した場合、集信側では最後のレコードにも改行コードを付加するため、改行コード分だけファイルサイズが増加します。
補足
また集信側の OS 種によっては、同じファイルを転送しても、バイナリ転送時とテキスト転送時で履歴に出力される [レコード件数] が異なる場合があります。
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