■ Azure SQL Database の準備
Azure SQL Database 上で作成したデータベースの接続情報を用意します。
※以降の「コネクションリソースの作成」で次の項目値を使用しますので、あらかじめご確認ください
・ホスト名 ・ポート番号 ・管理用データベース ・ユーザ名 ・パスワード
■コネクションリソースの作成
HULFT Square で Azure SQL Database コネクターを利用するには、最初にコネクションリソースを作成する必要があります。
1.HULFT Square の [メイン] - [HULFT INTEGRATE] - [コネクション] を選択し、「新規追加」をクリックします。
2.「種類」セクションで、「コネクター」に「Microsoft Azure」、「種類」に「Azure SQL Database接続」を選択し、「次へ」をクリックします。
3.「全般」セクションで「名前」を設定し、任意で「ワークスペース」と「説明」を設定して、「次へ」をクリックします。
4.「設定」セクションで、接続に必要なパラメータ値を各項目に設定します。
入力値での接続を確認するには、「接続テスト」をクリックしてください。
項目名 | 項目値 | 必須 | 備考 |
ホスト名 | Azure SQL Database のホスト名 |
○ |
・[URLを直接入力する]にチェックを入れた場合、無効になります |
ポート番号 | Azure SQL Database のポート番号 | ○ | ・[URLを直接入力する]にチェックを入れた場合、無効になります |
データベース名 | Azure SQL Database のデータベース名 | ・[URLを直接入力する]にチェックを入れた場合、無効になります | |
URLを直接入力する | 接続先のAzure SQL DatabaseのURLを直接入力するかどうかを選択します ・[チェックあり]: URLを直接入力します。 ・[チェックなし]:(デフォルト) [ホスト名]、[ポート番号]、[データベース名]の各設定をもとにURLが生成されます。 |
||
URL | URLを入力します 標準的なAzure SQL DatabaseのURL形式は「jdbc:sqlserver://<ホスト名>:<ポート番号>;DatabaseName=<データベース名>」です。 |
○ | ・[URLを直接入力する]にチェックを入れた場合、有効になり必須入力となります |
ユーザ名 | データベースのユーザ名 | ○ | |
パスワード | データベースのパスワード | ||
テーブル一覧数を制限 | テーブル一覧の表示数を制限するかどうかを選択します | ・チェック無しの場合、テーブル一覧の表示数を制限せず、すべてのテーブル名を取得します | |
テーブル一覧数 | テーブル一覧の表示数を入力します | ・[テーブル一覧数を制限]にチェックを入れた場合、有効になります ・デフォルト値は「500」です。省略した場合、または不正な値が入力された場合は「500」が使用されます |
|
プロシージャ一覧数を制限 | プロシージャ一覧の表示数を制限するかどうかを選択します | ・チェック無しの場合、プロシージャ一覧の表示数を制限せず、すべてのプロシージャ名を取得します | |
プロシージャ一覧数 | プロシージャ一覧の表示数を入力します | ・[プロシージャ一覧数を制限]にチェックを入れた場合、有効になります。 ・デフォルト値は「500」です。省略した場合、または不正な値が入力された場合は「500」が使用されます。 |
5.「接続テスト」ダイアログが開きますので、使用する「Integrateサービス」、「プロファイル」を設定し「OK」をクリックしてください。
接続テストが正常に完了した場合は、以下のようなダイアログが表示されますので「OK」をクリックし、元の画面で「次へ」をクリックしてください。
6.「プロファイル」セクションで「プロファイル」を設定します。
7.「サマリー」セクションに設定内容が表示されますので、問題が無ければ「完了」をクリックしてコネクション追加処理を完了してください。
以上でコネクションリソースの追加は完了です。
■コネクターの設定
上記で追加したコネクションリソースを使用して、スクリプト上で Azure SQL Database コネクターを使用する例は以下の通りです。
(例) コネクター「テーブル読み取り」処理の設定例
スクリプトキャンバスに [クラウド] - [Azure SQL Database] - [テーブル読み取り] をドラック&ドロップで配置すると、以下のようなダイアログが開きます。
「必須設定」タブ内の各項目の設定値は以下の通りです。
- 接続先 : 上記(コネクションリソースの作成)で作成したリソース名を選択
- テーブル名 : データベース上のテーブル一覧から選択
- スキーマ定義: 上記「テーブル名」を選択すると自動設定されます
コメント
0件のコメント
記事コメントは受け付けていません。