■SQL Server データベースの準備
SQL Server 上で作成したデータベースの接続情報を用意します。
以降の「コネクションリソースの作成」で次の項目値を使用しますので、あらかじめご確認ください
・サーバー名 ・ポート番号 ・データベース名 ・ユーザ名 ・パスワード
■コネクションリソースの作成
HULFT Square で SQL Server コネクターを利用するには、
最初にコネクションリソースを作成する必要があります。
1.HULFT Square の [メイン] - [HULFT INTEGRATE] - [コネクション] を選択し、「追加」をクリックします。
2.「種類」セクションで、コネクターに「SQL Server」、種類に「SQL Server 2019接続」を選択し、「次へ」をクリックします。
3.「全般」セクションで、名前を設定し、任意でワークスペースと説明を設定して、「次へ」をクリックします。
4.「設定」セクションで、接続に必要なパラメータ値を各項目に設定します。
入力値での接続を確認するには、「接続テスト」をクリックしてください。
項目名 | 項目値 | 必須 | 備考 |
ホスト名 | SQL Server のサーバー名 |
○ |
・[URLを直接入力する]にチェックを入れた場合、無効になります |
ポート番号 | SQL Server のポート番号 | ○ | ・[URLを直接入力する]にチェックを入れた場合、無効になります |
データベース名 | SQL Server のデータベース名 | ○ | ・[URLを直接入力する]にチェックを入れた場合、無効になります |
URLを直接入力する | 接続先のSQL Server データベースのURLを直接入力するかどうかを選択します ・[チェックあり]: URLを直接入力します。 ・[チェックなし]:(デフォルト) [ホスト名]、[ポート番号]、[データベース名]、[SSL接続]の各設定をもとにURLが生成されます |
||
URL | URLを入力します 標準的なSQL ServerのURL形式は「jdbc:sqlserver://<ホスト名>:<ポート番号>/<データベース名>」です |
・[URLを直接入力する]にチェックを入れた場合、有効になり必須入力となります | |
ユーザ名 | データベースのユーザ名 | ○ | |
パスワード | データベースのパスワード | ○ | |
テーブル一覧数を制限 | テーブル一覧の表示数を制限するかどうかを選択します | ・チェック無しの場合、テーブル一覧の表示数を制限せず、すべてのテーブル名を取得します | |
テーブル一覧数 | テーブル一覧の表示数を入力します | ・[テーブル一覧数を制限]にチェックを入れた場合、有効になります ・デフォルト値は「500」です。省略した場合、または不正な値が入力された場合は「500」が使用されます |
|
プロシージャ一覧数を制限 | プロシージャ一覧の表示数を制限するかどうかを選択します | ・チェック無しの場合、プロシージャ一覧の表示数を制限せず、すべてのプロシージャ名を取得します | |
プロシージャ一覧数 | プロシージャ一覧の表示数を入力します | ・[プロシージャ一覧数]にチェックを入れた場合、有効になります ・デフォルト値は「500」です。省略した場合、または不正な値が入力された場合は「500」が使用されます |
5.「接続テスト」ダイアログが開きますので、使用する「Integrateサービス」、「プロファイル」を設定し「OK」をクリックしてください。
接続テストが正常に完了した場合は、以下のようなダイアログが表示されますので
「OK」をクリックし、元の画面で「次へ」をクリックしてください。
6.「プロファイル」セクションで、紐づけるプロファイルを選択してください。
7.「サマリー」セクションに設定内容が表示されますので、問題が無ければ
「完了」をクリックしてコネクション追加処理を完了してください。
以上でコネクションリソースの追加は完了です。
【参考】 Amazon Web Services 上のリソースに接続される場合
Amazon Web Services(以下 AWS)上のリソースへ接続する場合、必要に応じて HULFT Square とお客様の AWS 環境(VPC)間を AWS PrivateLink を介して接続を行います。
HULFT Square の「VPCエンドポイント」を作成することで、お客様の AWS 環境の VPC エンドポイントサービスへ PrivateLink で接続いただけます。
この場合、[リソース - コネクション] の「コネクションを追加」画面で「ホスト名」または「URL」に設定する値には、作成した「VPCエンドポイント」の「DNS名」を使用する必要があります。
「VPCエンドポイント」の詳細につきましては、以下の HULFT Square ヘルプをご参照ください。
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・[HULFT Square ヘルプ] 1.10.3 VPCエンドポイント
https://www.hulft.com/help/ja-jp/HULFTSquare/Content/HULFT_Square/HS_Settings/settings_vpc_endpoint.htm
■コネクターの設定
上記で追加したコネクションリソースを使用して、スクリプト上で
SQL Server コネクタを使用する例は以下の通りです。
(例)SQL Server コネクター「テーブル読み取り」処理の設定例
スクリプトキャンバスに [データベース] - [SQL Server] - [テーブル読み取り] を
ドラック&ドロップで配置すると、以下のようなダイアログが開きます。
「必須設定」タブ内の各項目の設定値は以下の通りです。
-
- 接続先 : 上記(コネクションリソースの作成)で作成したリソース名を選択
- テーブル名 : データベース上のテーブル一覧から選択
- スキーマ定義: 上記「テーブル名」を選択すると自動設定されます
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