■ FTPサービス接続情報 の準備
FTPサーバへの接続情報を用意します。
以降の「コネクションリソースの作成」で次の項目値を使用しますので、あらかじめご確認ください
- ホスト名
- ポート番号
- ユーザ名
- パスワード
- データ転送モード
- エンコード
■コネクションリソースの作成
HULFT Square で FTP コネクターを利用するには、
最初にコネクションリソースを作成する必要があります。
1.HULFT Square の [メイン] - [HULFT INTEGRATE] - [コネクション] を選択し、「新規追加」をクリックします。
2.「種類」セクションで、コネクターに「FTP」、種類に「FTP接続」を選択し、「次へ」をクリックします。
3.「全般」セクションで、名前とプロファイルを設定し、任意でワークスペースと説明を設定して、「次へ」をクリックします。
4.「設定」セクションで、接続に必要なパラメータ値を各項目に設定します。
入力値での接続を確認するには、「接続テスト」をクリックしてください。
項目名 | 項目値 | 必須 | 備考 |
ホスト名 | 接続先のFTPサーバを入力します。 | ○ | |
ポート番号 | FTPのサービスが提供されているポート番号を入力します。 | ○ |
|
ユーザ名 |
FTPサーバにログインするユーザ名を選択または入力します。 匿名FTP(Anonymous FTP)の場合は「anonymous」か「ftp」を指定してください。 |
○ | |
パスワード |
FTPサーバにログインするパスワードを入力します。 匿名FTPの場合はメールアドレスを指定してください。 |
||
データ転送モード |
データ転送モードを選択します。
|
○ | |
エンコード |
FTPサーバのエンコードを選択または入力します。 入力する場合は、Java SE Runtime Environment 8でサポートされているエンコードを指定します。 詳細については、「Supported Encodings」(http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/intl/encoding.doc.html)を参照してください。 |
○ |
|
コネクションタイムアウト | コネクションタイムアウトの時間をミリ秒で入力します。 |
|
|
セキュリティタイプ |
セキュアFTP接続を行う際のセキュリティタイプを選択します。
|
○ | |
秘密鍵 | 公開鍵認証による接続を行いたいとき、秘密鍵ファイルのファイルパスを入力します。 [Browse]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。 |
|
|
秘密鍵パスフレーズ | 秘密鍵のパスフレーズを入力します。 |
|
|
HTTP Proxyサーバを使用する |
HTTP Proxyサーバを使用するかどうかを選択します。
|
|
|
HTTP Proxyホスト | HTTP Proxyサーバのホストアドレスを入力します。 |
|
|
HTTP Proxyポート | HTTP Proxyサーバのポート番号を入力します。 |
|
|
SSL/TLS接続タイプ |
SSL/TLS接続を行う際の接続方法を選択します。
|
|
|
セキュリティメカニズム |
explicitモードで接続する際のAUTHコマンドで使用するセキュリティメカニズムを選択します。
|
|
|
クライアント証明書 | クライアント証明書認証による接続を行いたいとき、クライアント証明書ファイル(PEM形式)のファイルパスを入力します。 [参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。 |
|
|
証明書パスフレーズ | クライアント証明書のパスフレーズを入力します。 |
|
|
サーバ証明書のチェックを行わない | サーバ証明書の妥当性チェックを行うかどうかを選択します。
|
|
5.「接続テスト」ダイアログが開きますので、使用する「Integrateサービス」、「プロファイル」を設定し「OK」をクリックしてください。
接続テストが正常に完了した場合は、以下のようなダイアログが表示されますので
「OK」をクリックし、元の画面で「次へ」をクリックしてください。
6.「プロファイル」セクションで、「プロファイル」を設定します。
7.「サマリー」セクションに設定内容が表示されますので、問題が無ければ
「完了」をクリックしてコネクション追加処理を完了してください。
以上でコネクションリソースの追加は完了です。
■コネクターの設定
上記で追加したコネクションリソースを使用して、スクリプト上で
FTP コネクタを使用する例は以下の通りです。
(例)FTP コネクター「リストのみの読み取り」処理の設定例
スクリプトキャンバスに [ネットワーク] - [FTP] - [リストのみの読み取り] を
ドラック&ドロップで配置すると、以下のようなダイアログが開きます。
「必須設定」タブ内の各項目の設定値は以下の通りです。
-
- 接続先 : 作成したコネクションリソース
- パス/リモートパス : FTPサーバ上のファイル/ディレクトリを「/」から始まる絶対パスで入力します。
コメント
0件のコメント
記事コメントは受け付けていません。