■Amazon RDS for Oracle データベースの準備
Amazon RDS for Oracle 上で作成したデータベースの接続情報を用意します。
※以降の「コネクションリソースの作成」で次の項目値を使用しますので、あらかじめご確認ください
・ホスト名 ・ポート番号 ・SID ・ユーザー名 ・パスワード
■コネクションリソースの作成
HULFT Square で Amazon RDS for Oracle コネクターを利用するには、最初にコネクションリソースを作成する必要があります。
1.HULFT Square の [メイン] - [HULFT INTEGRATE] - [コネクション] を選択し、「新規追加」をクリックします。
2.「種類」セクションで、「コネクター」に「Amazon Web Services」、「種類」に「Amazon RDS for Oracle接続」を選択し、「次へ」をクリックします。
3.「全般」セクションで「名前」を設定し、任意で「ワークスペース」と「説明」を設定して、「次へ」をクリックします。
4.「設定」セクションで、接続に必要なパラメータ値を各項目に設定します。
入力値での接続を確認するには、「接続テスト」をクリックしてください。
項目名 | 項目値 | 必須 | 備考 |
ホスト名 | Amazon RDS for Oracle のホスト名 |
○ |
・[URLを直接入力する]にチェックを入れた場合、無効になります |
ポート番号 | Amazon RDS for Oracle のポート番号 | ○ | ・[URLを直接入力する]にチェックを入れた場合、無効になります |
SID | Amazon RDS for Oracle のSID | ○ | ・[URLを直接入力する]にチェックを入れた場合、無効になります |
URLを直接入力する | 接続先のOracleデータベースのURLを直接入力するかどうかを選択します ・[チェックあり]: URLを直接入力します。 ・[チェックなし]:(デフォルト) [ホスト名]、[ポート番号]、[SID]の各設定をもとにURLが生成されます |
||
URL |
URLを入力します |
○ | ・[URLを直接入力する]にチェックを入れた場合、有効になり必須入力となります |
ユーザー名 | データベースのユーザー名 | ○ | |
パスワード | データベースのパスワード | ||
テーブル一覧数を制限 | テーブル一覧の表示数を制限するかどうかを選択します | ・チェック無しの場合、テーブル一覧の表示数を制限せず、すべてのテーブル名を取得します | |
テーブル一覧数 | テーブル一覧の表示数を入力します | ・[テーブル一覧数を制限]にチェックを入れた場合、有効になります ・デフォルト値は「500」です。省略した場合、または不正な値が入力された場合は「500」が使用されます |
|
プロシージャ一覧数を制限 | プロシージャ一覧の表示数を制限するかどうかを選択します | ・チェック無しの場合、プロシージャ一覧の表示数を制限せず、すべてのプロシージャ名を取得します | |
プロシージャ一覧数 | プロシージャ一覧の表示数を入力します。 | ・[プロシージャ一覧数を制限]にチェックを入れた場合、有効になります。 ・デフォルト値は「500」です。省略した場合、または不正な値が入力された場合は「500」が使用されます。 |
5.「接続テスト」ダイアログが開きますので、使用する「Integrateサービス」、「プロファイル」を設定し「OK」をクリックしてください。
接続テストが正常に完了した場合は、以下のようなダイアログが表示されますので「OK」をクリックし、元の画面で「次へ」をクリックしてください。
6.「サマリー」セクションに設定内容が表示されますので、問題が無ければ「完了」をクリックしてコネクション追加処理を完了してください。
以上でコネクションリソースの追加は完了です。
【参考】 Amazon Web Services 上のリソースに接続される場合
Amazon Web Services(以下 AWS)上のリソースへ接続する場合、必要に応じて HULFT Square とお客様の AWS 環境(VPC)間を AWS PrivateLink を介して接続を行います。
HULFT Square の「VPCエンドポイント」を作成することで、お客様の AWS 環境の VPC エンドポイントサービスへ PrivateLink で接続いただけます。
この場合、[リソース - コネクション] の「コネクションを追加」画面で「ホスト名」または「URL」に設定する値には、作成した「VPCエンドポイント」の「DNS名」を使用する必要があります。
「VPCエンドポイント」の詳細につきましては、以下の HULFT Square ヘルプをご参照ください。
----------
・[HULFT Square ヘルプ] 1.10.3 VPCエンドポイント
https://www.hulft.com/help/ja-jp/HULFTSquare/Content/HULFT_Square/HS_Settings/settings_vpc_endpoint.htm
■コネクターの設定
上記で追加したコネクションリソースを使用して、スクリプト上で Amazon RDS for Oracle コネクタを使用する例は以下の通りです。
(例)Amazon RDS for Oracle コネクター「テーブル読み取り」処理の設定例
スクリプトキャンバスに [クラウド] - [Amazon RDS for Oracle] - [テーブル読み取り] をドラック&ドロップで配置すると、以下のようなダイアログが開きます。
「必須設定」タブ内の各項目の設定値は以下の通りです。
- 接続先 : 上記(コネクションリソースの作成)で作成したリソース名を選択
- テーブル名 : データベース上のテーブル一覧から選択
- スキーマ定義: 上記「テーブル名」を選択すると自動設定されます
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