質問
[ファイル/ディレクトリ存在確認] 処理の [対象パス] に、ワイルドカード(「*」や「?」)を指定することはできますか。
名前の前方や拡張子などが同一の複数のファイル/ディレクトリについて、存在確認を行いたいです。
回答
[ファイル/ディレクトリ存在確認処理] では、ワイルドカードを使用した処理に対応しておりません。
下記の代替方法がございますので、想定されている処理が実施可能かご確認ください。
■処理目的
「/A/B/〇〇〇*.csv」とワイルドカードを使用した検索と同じように、「/A/B」ディレクトリに「〇〇〇」から始まるCSVファイルが存在するかを確認する。
■処理概要
[ファイル名一覧取得処理]でファイル名を取得し、マッピングの[始まりが同じ] ロジックや[終わりが同じ] ロジック を用いて条件に合致するファイルが存在するかを確認します。
確認結果をスクリプト変数に真偽値として代入します。
■スクリプトのフロー図
■処理手順
- スクリプト変数の準備
目的のファイルが存在するかの結果を格納するスクリプト変数を準備する。
※以降スクリプト変数「exist」と記載
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ファイル名一覧取得処理
[ディレクトリパス]には確認したいディレクトリパスを指定する。
※今回の場合「/A/B」
-
繰り返し(データ件数)処理
-
マッピング
①[始まりが同じ]ロジック
判定文字列を指定
※今回のお問い合わせの場合「〇〇〇」
入力データの[繰り返し処理]-[ファイル名一覧取得処理]内のファイル名「name」とつなぐ
②[終わりが同じ]ロジック
判定文字列を指定
※今回の場合「.csv」
入力データの[繰り返し処理]-[ファイル名一覧取得処理]内のファイル名「name」とつなぐ
③[And演算]ロジック
①と②のロジックをつなぐ
出力データのスクリプト変数「exist」につなぐ
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条件分岐処理
条件にスクリプト変数「exist」が「true」と等しい場合を設定
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