質問
REST APIジョブで設定しているスクリプト処理を実行後にキャンセルする機能はありますか。
回答
REST APIジョブで設定しているスクリプト処理を実行後にキャンセルする機能はありません。
REST APIジョブで設定しているスクリプト処理を停止するには、手動で[モニタリング] > [サービス] - [HULFT Integrate]から処理中の実行IDのアクションメニューより「スクリプトの停止」を選択する必要があります。
補足
代替案として、REST APIジョブで設定するスクリプト処理の終了可能なポイントで、フラグフォルダの状態を確認して、処理継続を判断するようにすることで、スクリプト処理の実行を制御するといった方法があります。
以下に、REST APIジョブの実行スクリプトとフラグフォルダの状態を監視するスクリプトについて紹介しますので、参考としてください。
なお、スクリプトの実行を終了させるためにフラグフォルダへフラグファイルを配置する方法については、別途ご検討ください。
■処理概要
REST APIジョブにて実行したい処理コンポーネントの後に、フラグフォルダにフラグファイルがあるかを監視する処理を配置し、フラグファイルがある場合に、スクリプトを終了させます。
■スクリプトのフローおよび処理ポイント
- フラグフォルダ
HULFT Squareストレージ上に準備する必要があります。 - REST APIジョブの実行スクリプト(親)
今回、行いたい処理は3つの待機処理としています。
1つ目と2つ目の待機処理の後にそれぞれ、[スクリプト呼び出し]とその結果の変数を判定するために[条件分岐]を配置しています。
呼び出し先スクリプトのスクリプト変数の値によってスクリプトを継続するか終了させるか判定します。 - REST APIジョブの実行スクリプト(子)
[スクリプト出力変数として使用する]にチェックを入れた、スクリプト変数を用意します。
フラグフォルダにフラグファイルが存在するかを確認するために[ファイル/ディレクトリー存在確認]を配置し、その後に[条件分岐]を配置します。
[ファイル/ディレクトリー存在確認]のコンポーネント変数「exist」の値を判定し、フラグファイルが存在する場合には、[ファイル/ディレクトリー削除]と[変数代入]を行います。
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