逆引きテンプレートについて
HULFT Squareをご利用いただきありがとうございます。
本記事では、「複数の条件を指定してデータを抽出したい」のスクリプトについて、詳細および使用方法についてご案内します。
※逆引きテンプレートは、HULFT Squareの画面から「App Square」より、アプリケーション「逆引き データ抽出」をインストールいただくことでご利用いただけます。
スクリプト名
複数の条件を指定してデータを抽出したい
Extract data with multiple conditions
概要
複数の条件を指定してデータを抽出したい場合、条件による抽出ロジックとAnd演算ロジックを組み合わせて使用します。
スクリプトの説明
CSVファイルを読み取り、複数の条件にマッチしたもののみ抽出し、CSVファイルに書き込みます。
処理の流れ
スクリプトの処理の流れは以下の通りです。
- 「CSVファイル読み取り処理」で入力ファイルを読み取ります。
- 「マッピング処理」で「条件による抽出ロジック」と「And演算ロジック」を使用し、複数の抽出条件を指定します。
- 「CSVファイル書き込み処理」で出力ファイルに書き込みます。
入力データのイメージについては、「入力データ例」のサンプルデータ「input.csv」を参照してください。
実行結果のイメージについては、「出力データ例」のサンプルデータ「output.csv」を参照してください。
ポイントとなる機能
| 名前 | 説明 | ツールパレット上の場所 |
|---|---|---|
| 条件による抽出ロジック | 条件にマッチしたもののみ繰り返して出力します。 | 「繰り返し」-「条件指定」-「条件による抽出」 |
処理のポイント
- マッピングにて条件による抽出ロジックを使用します。
- 条件による抽出ロジックの第二ハンドラにAnd演算ロジックの出力をつなぎ、複数の条件を指定しています。
スクリプトの使用方法
上記処理を実装したスクリプトを用意しています。スクリプトを使用する場合の手順は「HULFT Squareアプリケーションのより詳しい使い方」をご参照ください。
スクリプトの作成手順
プロセスフローおよびデータフローは、「スクリプトの説明」のスクリプト画像を参照して適宜設定してください。
- ファイル名として使用するスクリプト変数を作成します。
-
スクリプト変数のプロパティは、以下のように設定します。
スクリプト変数のプロパティ
変数名 必須/省略可 説明 I_inputFile 必須 入力ファイルのフルパス I_outputFile 必須 出力ファイルのフルパス
-
- デザイナのツールパレット「ファイル」-「CSV」-「CSVファイル読み取り」から、CSVファイル読み取り処理をスクリプトキャンバスに配置します。
-
CSVファイル読み取り処理の設定は、以下のように行います。
[必須設定]タブ
[読み取り設定]タブ
-
- デザイナのツールパレット「変換」-「基本」-「マッピング」から、マッピング処理をスクリプトキャンバスに配置します。
- デザイナのツールパレット「ファイル」-「CSV」-「CSVファイル書き込み」から、CSVファイル書き込み処理をスクリプトキャンバスに配置します。
-
CSVファイル書き込み処理の設定は、以下のように行います。
[必須設定]タブ
[書き込み設定]タブ
-
-
マッピング処理のMapperエディタを開き、入力データのうち、以下の条件をすべて満たしたデータのみを抽出する処理を作成します。
条件 入力元の項目「地方」の値が「関東」である。 入力元の項目「取引金額」の値が「50000以上」である。 -
マッピングキャンバスは、以下のように設定します。
マッピングキャンバス
番号 ロジック名 説明 ツールパレット上の場所 (1) 条件による抽出 条件にマッチしたもののみ繰り返して出力します。 「繰り返し」-「条件指定」-「条件による抽出」 (2) 同じ 二つの入力文字列が等しいかどうか判定します。 「条件」-「文字列」-「同じ」 (3) 単一行文字列定数 単一行の文字列定数を出力します。
[必須設定]タブの[一行文字列]は「関東」を設定します。「文字列」-「基本」-「単一行文字列定数」 (4) And演算 二つの入力真偽値の論理和(AND条件)を返します。 「条件」-「真偽」-「And演算」 (5) 以上 上入力数値が下入力数値以上かどうかを判定します。 「条件」-「数値」-「以上」 (6) 数値定数 数値定数を出力します。
[必須設定]タブの[数値]は「50000」を設定します。「数値」-「基本」-「数値定数」 処理のポイント
- 条件による抽出ロジックの第二ハンドラにAnd演算ロジックの出力を指定します。
-
- スクリプトを実行し、正常終了すれば成功です。
入出力データ例
- 入力データ例
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input.csv
得意先,地方,都道府県,取引金額 佐藤商店,関東,東京都,121164 鈴木水産,関東,千葉県,12432 高橋呉服店,近畿,大阪府,278692 田中設計,近畿,奈良県,500000 伊藤酒店,東北,秋田県,59813 山本建設,中国,鳥取県,1200000 渡辺書店,関東,千葉県,56980 中村電器,北陸,福井県,29800 小林画廊,関東,埼玉県,60000 加藤菓子店,関東,東京都,7599
-
- 出力データ例
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output.csv
得意先,地方,都道府県,取引金額 佐藤商店,関東,東京都,121164 渡辺書店,関東,千葉県,56980 小林画廊,関東,埼玉県,60000
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