質問
変数代入とマッピングの違いは何ですか。
どちらも変数の代入ができ機能が似ているように感じますが、どのように使い分ければよいでしょうか。
回答
変数に値を代入するだけの場合は変数代入を、それ以外の場合はマッピングを使用するのが基本となります。
変数代入を利用するメリットのひとつとして、スクリプト内の全コンポーネントからデータフローを引くことなく値を取得することができます。
マッピングで入力元から変数へのマッピングを行う場合、変数への代入はコンポーネント内で一度しか行われません。
例えば、入力元のデータを単純な繰り返し処理に受け渡す場合、繰り返し内の項目を変数へ代入してもデータ毎に代入が行われるわけではありません。
そのため、マッピングでは値の代入が処理のどこで行われるか注意する必要があります。
一方で、変数代入では入力元が繰り返しデータの場合、自動的に先頭レコードのデータがセットされます。
このため、変数を代入するだけであれば変数代入を使うことで分かりやすくデータを扱うことが可能です。
各機能の詳細については、下記マニュアルもご覧ください。
ドキュメントMapperが本記事内のマッピングに、変数Mapperが本記事内の変数代入にあたります。
ドキュメントMapper/変数Mapper(基本)
https://www.hulft.com/help/ja-jp/HULFTSquare/Content/Designer/Mapper/mpp_basic.htm
ドキュメントMapper/変数Mapper(詳細)
https://www.hulft.com/help/ja-jp/HULFTSquare/Content/Designer/Mapper/mpp_detail.htm
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