質問
Salesforceのガバナ制限のうちのレコード処理件数の制限に該当しないように処理を作成したいと考えています。
Salesforceコネクターのレコード読み取り処理で、1回のAPIコールごとのデータ処理件数を設定することは可能ですか。
回答
Salesforceコネクターのレコード読み取り処理では、プロパティの [バッチサイズ] で設定した数値を1回のAPIコールで処理する最大データ件数として処理を実行します。
(例)10,000件のデータを読み取るケースで、[バッチサイズ] を2000と設定した場合、データ結果セットを5回のAPIコールに分けて取得します。
上記より、1回のAPIコールごとのデータ処理件数を調整したい場合は、該当のコンポーネントのプロパティにて [バッチサイズ] の数値を変更してください。
なお、[バッチサイズ] に設定可能な上限値やデフォルト値につきましては、使用する処理により異なります。
詳細につきましては、各処理のオンラインヘルプをご確認ください。
補足
バッチサイズの値を小さく設定する場合、APIコールの消費数が増えるため、SalesforceのAPIコール数(API要求数)の制限に該当する可能性が想定されます。
そのため、バッチサイズについては、Salesforce側の仕様や処理状況をもとにお客様にてご調整をお願いいたします。
参考情報
Apexガバナ制限 ※Salesforceのサイトです
https://developer.salesforce.com/docs/atlas.ja-jp.salesforce_app_limits_cheatsheet.meta/salesforce_app_limits_cheatsheet/salesforce_app_limits_platform_apexgov.htm
API要求の制限と割り当て ※Salesforceのサイトです
https://developer.salesforce.com/docs/atlas.ja-jp.salesforce_app_limits_cheatsheet.meta/salesforce_app_limits_cheatsheet/salesforce_app_limits_platform_api.htm
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