質問
以下のようなスクリプトの依存関係エラーの原因についてご教示ください。
Failed to get script dependencies
回答
Failed to get script dependenciesの発生原因は以下に抵触する可能性がございます。
スクリプト呼び出し処理を含むスクリプトを別プロジェクトからコピーされている場合、
コンポーネントの仕様によりプロパティ設定の呼び出し先スクリプトの再選択が必要になる場合があります。
スクリプト呼び出し処理の呼び出し先スクリプトですが、
コンポーネントの内部仕様として、呼び出し先スクリプトの参照情報はスクリプト名ではなく、
内部設定値であるスクリプトIDと紐づいて設定されております。
スクリプト呼び出し処理のプロパティにて「同じプロジェクトのスクリプト」を指定したスクリプトを
別プロジェクトにコピーした場合、コピー元の設定内容と同一の状態でコピーが行われるため、
コピー先のスクリプト呼び出しのプロパティについても『コピー元のスクリプトID』が参照された状態となります。
また、スクリプトを識別するスクリプトIDはコピー元、コピー先で異なるパラメーターが割り当てられるため、呼び出し先スクリプトのスクリプトIDはコピー元のスクリプトIDと異なるIDとなります。
そのため、コピー先のスクリプトを実行した際に同じプロジェクト内でコピー元のスクリプトIDを参照し、スクリプト呼び出しの参照先が見つからずに依存関係の取得に失敗するという動作が発生いたします。
■回避策
上記の通り、プロジェクト間でスクリプトをコピーする際にはコピー元の設定内容と同一の
設定内容がコピーされるため、必要に応じてコピー先の設定内容を修正いただく必要があります。
特に、スクリプト呼び出し処理のプロパティにて「同じプロジェクトのスクリプト」を指定して
いる場合は、以下のAまたはBのいずれかの手順により再設定いただく必要がございます。
【スクリプト呼び出し処理・再設定手順】
A. いったん別プロジェクトのスクリプトを選択する方法
1. スクリプト呼び出し処理のプロパティを開いて「別プロジェクトのスクリプト」を指定し、
別プロジェクトのスクリプトを選択して、「OK」でプロパティを閉じる。
2. プロジェクトを保存する。
3. 再度スクリプト呼び出し処理のプロパティを開き「同じプロジェクトのスクリプト」を指定し、
目的のスクリプトを選択して、「OK」でプロパティを閉じる。
B. スクリプト呼び出し処理を削除して新たに追加し直す方法
1. 当該のスクリプト呼び出し処理を削除する。
2. 新たにスクリプト呼び出し処理を追加し、「同じプロジェクトのスクリプト」で再設定する。
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