質問
プロジェクトを削除した場合、メモリーは解放されますか。
テストのためプロジェクトを頻繁に更新する必要があり、プロジェクトのバージョン数が上がっています。
メモリーが解放されるのであれば、プロジェクトの作り直しを検討しています。
回答
まず、IntegrateサービスにおけるNon-Heap Memory領域については、実行するスクリプトの規模によって使用量が増加しますが、プロジェクトのバージョン数は使用量に影響しません。
JVM Non-Heap Memory領域の仕様としては、スクリプトの編集時や初回実行時に使用量が消費されていきます。
詳細につきましては、以下をご参照ください。
◇HULFT Integrateサービスのステータスが黄色か赤の場合
サービス内で実行されていない過去バージョンのプロジェクトについては、JVM Non-Heap Memory領域の使用量に影響はありません。
また、特定のスクリプトやジョブを継続的に実行する際には、同じスクリプトが実行されますので、JVM Non-Heap Memory領域は初回実行時以降、消費されることはありません。
以上の仕様により、プロジェクトを削除した場合でも、IntegrateサービスにおけるNon-Heap Memory領域の解放は行われません。
Non-Heap Memory領域を解放したい場合は、サービスの再起動が必要となります。
なお、本番環境と開発環境のIntegrateサービスを分けて作成することで、特定のスクリプトを継続的に実行する本番環境でのNon-Heap Memory領域の消費を抑えることが可能です。
ただし、開発環境など、常にスクリプトやジョブを更新し、実行する環境においては、使用量を抑えることはできませんので、定期的なサービス再起動をご検討ください。
関連FAQ
◇HULFT IntegrateサービスのNon-Heap Memoryの使用量が100%に達してスクリプト実行でエラーが発生します
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